プロフィール
人形作家
宮崎郁子
1954年岡山市生まれ、岡山市在住。平田デザインスクール(現・中国デザイン専門学校)、グラフィックデザイン科卒業。幼少期より人形に親しみ、独学で製作を続ける。1995年より画家エゴン・シーレへのオマージュ作品を制作開始。2017年にはチェスキークルムロフ(チェコ)のシーレアトリエで滞在制作を行う。
【受賞歴】
2011年 岡山市文化奨励賞(芸術部門)
2012年 岡山県専修学校各種学校振興会功労者表彰
【パブリックコレクション】
Egon Schiele Art Centrum(チェスキークルムロフ・チェコ)
世沙弥美術館(大阪)
ああああああ
【項目追加できる】
好きな内容を増やせる。好きな内容を増やせる。好きな内容を増やせる。好きな内容を増やせる。
好きな内容を増やせる。好きな内容を増やせる。好きな内容を増やせる。
こだわり
10歳の時、私は初めて人形を作った。
そして今日まで途切れることなく作り続けている。
子供の頃、父の机の引き出しに入っていた小さな人形が欲しかったがもらえなかった。その人形は戦時中の慰問袋に入って戦地の父のところに届いたものであり、その後ずっと父の心の支えとなっていたものであった。その時から人形は私にとって特別な意味を持つようになり、見よう見まねで人形作りが始まった。
人形は玩具ではない。
人形ほど「私」自身を理解してくれるものはない。
いつも人の傍らにひっそりと寄り添ってくれる祈りの存在でもある。
私は、エゴン・シーレ作品に初めて接したとき、これが絵画であるということさえまったく忘れ、私自身のように感じ、生きるのが苦しかった青春時代がよみがえってくるのを感じた。まるで「私」自身を理解してくれる人形のように。そうして私のシーレ人形作りは始まった。
